チャットレディも年金加入が必要?
「チャットレディで年金を払っていないけど大丈夫か不安」、「年金を払う意味が分からない」、「チャットレディでしっかり稼げる人は厚生年金に加入できるの?」など、様々な疑問を持っている人は多いでしょう。
実際に、副業としてチャットレディの仕事をスタートし、段々高収入を得られるようになってくると、年金や社会保険への加入について必要性が気になってくる人は多いです。
副業としてスタートしたチャットレディの仕事でも、年金は支払っておかないといけないのでしょうか?
チャットレディも年金を払う必要性がある
年金といえば、年を取ったときにもらえるお金という漠然としたイメージしかない人は多いものです。
日本の年金制度は、年金保険つまり社会保険制度の1つであり、国民年金と厚生年金に分かれています。
すべての国民が年金保険を収める義務があるので、チャットレディも当然ながら年金を払う必要があります。
チャットレディはみんな年金に加入しているの?
免除の対象となる人以外は、全国民が年金を払う義務があるのでチャットレディも国民年金か厚生年金に加入しているはずです。
今チャットレディのお仕事をしていて自分が年金を支払っているか分からない場合、日本年金機構のサイトで年金記録を確認してみましょう。
年金を支払うとどんなメリットがあるか
年金を支払っておくと、将来的にはどのようなメリットがあるか解説します。
老後に年金が受け取れる
国の年金制度に加入する一番のメリットは将来、国から年金が貰えることです。
貯金と違い、年金は保険料と税金で賄われる仕組みなので、自分が納付した額に税金が加わり老後資金が増えます。
遺族年金・障害年金が受け取れる
年金に加入していた人が亡くなると、遺族は遺族年金が受け取れます。
もし子どもを育てているなら、万が一自分が亡くなった後に子どもが遺族年金を受け取れるので、家族のためにも加入すべきでしょう。
例えば、18歳未満の子ども3人を自分だけで育てている母親なら、基本額が78万円、第1子と第2子加算が約22万円ずつ、第3子加算で約7万円の合計130万円が、第1子が18歳になるまで毎年受け取れる計算です。
傷害年金も、遺族年金と同様に万が一のときの保険となります。
事故や病気などで障害を負ったときに受給できる年金です。
税金が安くなる
年金に加入していると、所得税・住民税が安くなり確定申告での節税対策になる点もメリットでしょう。
所得税・住民税は課税対象となる所得の金額が高いほど収める税額も上がっていきます。
年金は社会保険控除として収入からマイナスにできるので、申告する所得が低くなり納税額を抑えられます。
年金を払ってないデメリットとは
老後に国からお金がもらえるだけのイメージで年金を捉えていると、加入しなくても老後のお金に困らないようにしておけば、自分には必要ないと思いがちです。
最近は積み立てNISAや投資信託、あるいは貯金などで老後資金を確保する人も増えてきました。
しかし、年金の納付は国民の義務なので、払っていなければ問題です。
公的な年金は、20歳以上60歳未満の全国民に支払う義務があります。
国民年金は一定額の支払いが続くため、収入が不安定な人の中には支払いが難しい人もいるでしょう。
もし、年金を支払わないとどのようなデメリットがあるかご紹介します。
年金がもらえない
老後の年金はもちろん、遺族基礎年金・障害基礎年金も貰えません。
老齢年金は年金を10年以上支払っていないと受け取れず、また年金を収めた期間が短いと金額が少なくなります。
遺族基礎年金・障害基礎年金も納付要件を満たしていなければ受け取れません。
財産差し押さえの可能性もある
年金を滞納し続けると財産を差し押さえられるケースもあります。
年金滞納による財産差し押さえは民間の金融機関の差し押さえよりもスピーディです。
裁判所の許可がいらないため、年金滞納の差し押さえは直接実施されます。
年々、年金を収めていない人に対する国の措置は厳しくなっているので、将来のためにも年金は支払っておきましょう。
どうする?チャットレディで年金を支払う余裕がない場合
チャットレディの多くは会社員ではないので、個人事業主として国民年金に加入するのが一般的です。
年金手帳や印鑑などを持って、市役所などの年金窓口で手続きをします。
もし年金を支払う余裕がない場合は、窓口で年金の免除あるいは納付猶予申請をしてください。
年金の免除制度・納付猶予制度について
事情があり年金が支払えない人のため、年金制度には免除制度も設けられています。
本人や世帯主などの年収が下がってしまったり、失業してしまったりして、どうしても年金を支払えない人もいるでしょう。
全額免除、一部免除(4分の3免除・2分の1免除・4分の1免除)、納付猶予などがあるので、万が一の場合には窓口で相談しましょう。
・一部免除
例えば年金納付額の半額を免除してもらうための計算方法は、118万円+扶養親族や社会保険料の免除額などとなります。
受け取れる年金は本来の8分の6です。
・全額免除
計算方法は(扶養親族などの数+1)×35万円+22万円で、受け取れる年金は本来の半額となります。
・納付猶予
計算方法は全額免除と同じであるものの、受け取れる年金額には反映されません。
それぞれ前年度の所得が計算した金額の範囲に入っていることが承認基準となっています。
免除や納付猶予で支払っていなかった期間が長ければ、受け取れる年金額は少なくなってしまうので注意してください。
また、年金加入期間が10年未満だと年金が受け取れないので、経済的な余裕が生まれたら追納して将来に備えましょう。
チャットレディが厚生年金に加入する方法
チャットレディの年金といえば、一般的には国民年金になります。
多くのチャットレディは事務所と業務委託契約をしている個人事業主という立場になるため、会社勤めの人が加入する厚生年金には加入していないことがほとんどです。
国民年金と厚生年金の仕組み
公的な年金制度は、年金に加入する人の働き方・生活によって3つの被保険者に分けられています。
第1号被保険者とは、個人事業主や自営業者、学生、無職の人で、加入できるのは国民年金です。多くのチャットレディは第1号被保険者となります。
第2号被保険者は、会社員や公務員などの給与所得者で、加入する年金は国民年金にプラスして厚生年金となります。
第3号被保険者は、厚生年金に加入している人の配偶者で、国民年金に加入しますが保険料は配偶者が負担します。
つまり、厚生年金は国民年金にプラスして加入するので、2階建て構造とも呼ばれる仕組みです。
国民年金と厚生年金の大きな違い
国民年金と厚生年金は、被保険者が違うだけでなく支払っていく金額と将来受け取れる年金の額が大きく違っています。
国民年金は月額16,410円を全額自己負担し、将来受け取れる年金は月額約65,000円程です。
対して、厚生年金は毎月支払う保険料は収入に応じて変わり、月給の18.3%を勤務先と自分で折半して納めます。
つまり、勤務先も年金の支払い負担をしてくれます。
さらに、将来受け取れる年金も厚生年金プラス国民年金の分になるため、月額約156,000円位と、受け取れる年金額も増えることが相違点です。
チャットレディが厚生年金に加入する方法は?
チャットレディ代理店の中には、年金のことも安心して働けるように社内制度として徹底している会社もあります。
社会保険制度が整備されているチャットレディ代理店を選べば年金など将来的な部分でも安心です。
チャットレディで厚生年金に加入したいなら、福利厚生がしっかりしていて厚生年金などの社会保険にも柔軟に対応している職場を選ぶと良いでしょう。
チャットレディの年金はAlice鹿児島店で不安解消しましょう
チャットレディの年金については、自分の働き方やライフスタイルに合わせて決めていくことが大切です。
一般的にチャットレディの年金は、個人事業主として国民年金に加入することが多いものの、社員制度などを活用して福利厚生を受けるべきかなど、分からないことも多いでしょう。
チャットレディAlice鹿児島店では、顧問税理士などの専門家を揃えて、社会保険や年金、確定申告などのサポートも行っています。
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